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【Supplement】田七人参。 [サプリ・アロマ。]

田七人参(デンシチニンジン)とは、
中国の雲南省~広西省あたりなどが原産の、セリ目ウコギ科の多年草の紡錘状の根部分をさします。
※雲南省や広西チワン族自治区の、海抜1200m~1800mの地域で栽培されています。
その薬用植物(根)からのサプリメントとなります。


≪有効成分≫
「デンシチン」をはじめとして、
サポニン配糖体、有機ゲルマニウム、ビタミン、ミネラル、鉄分、フラボノイドなどの有効成分が含まれています。
また、カルシウム、カリウム、亜鉛、マグネシウムといった人体に必要な微量成分も含有しています。
※デンシチンはアミノ酸の一種で、田七人参だけの特有の成分といわれています。

≪効能≫
健康を保つ前提として、きれいな血液が全身にくまなく流れていることがあります。
しかし、現代では運動不足や偏食・ストレス・環境汚染になどにより、
ドロドロと血流が滞ったり、血栓ができたりして疾病が発生する要因が増えています。
田七人参の重要な効能には、ドロドロした血液をサラサラに変えて血液の滞りを取り除き、血流を良くする強力な作用があります。
また、血液循環を妨げる血小板凝集を抑制する作用や、血管拡張作用がある物質を体内に増加させる働きも認められています。

田七人参特有と言われる成分である「デンシチン」には止血や鎮痛作用があり、外傷だけではなく内臓の出血にも効果があるといわれています。
主要成分であるサポニン配糖体は、血液中のコレステロール値を低下させて、血流をよくする効果があるといわれています。

止血作用と血液循環の改善作用といった一見相反する性質を併せ持っていることになります。
(ドロドロ血をサラサラに流していく一方で、流血時には止血する働きをする「双方向性」作用がある)
抗ウイルス作用、抗コレステロール作用、抗腫瘍作用があるとされるため、虚血性心疾患や肝炎の初期治療薬として有望視されているそうです。

以下には、薬(漢方薬)として服用するときの効果も含まれています。
参考程度にお読み下さい。
1.止血作用
  子宮筋腫や排卵期の不正出血、痔などのときの下血など。
2.活血作用
  血行不良の血をサラサラ血液に改善して活血をうながす。動脈硬化や子宮内膜症などに。
3.鎮痛効果
  痛み止めの効果。
4.肝機能改善効果
  抗ウイルス作用があり、肝臓の血液循環を改善する作用が知られている。脂肪肝、肝炎などに。
5.ダイエット効果
  上記作用などにより体内の脂肪代謝を活発化します。高血圧・高コレステロールなどに。
6.高血圧、高脂血症などの生活習慣病対策効果
  田七人参に含まれる特殊なサポニンは強心作用が確認されており、心臓の負担を減らします。
  狭心症、心筋梗塞、脳卒中の予防治療や高血圧改善などに応用されています。

万能薬的な言われ方をすることもありますが、上記のような効能のためと思われます。
とりあえず、難しいことを抜きにして考えても「滋養強壮」になり、体を強く回復してくれるものだと思います。


≪副作用≫
現代病において最も恐れるべきは、病気そのものよりも服薬による副作用であると良く言われます。
ある作用を一方的に強力に働きかける西洋薬を、長期間常用し続けることによって発生するものです。
田七人参は漢方で言う「上薬」であり、特に問題となるような副作用は報告されていないようです。

しかし、摂取により、動悸や口の渇き不眠などの症状が出る場合があるといわれていますので、充分に注意して下さい。


≪参考≫
田七人参は、その作用が特定の臓器に限定されないことと、身体の正常化作用が顕著であること、副作用がないことが特徴です。
漢方の中でも、上記三条件を満たすものは稀とのこと。
※他には甘草や霊芝がそれとされています。

学名はPanax notoginseng Berk.
種をまいてから収穫されるまでに三年~七年かかることから、三七人参(サンシチニンジン)とも呼ばれています。
生産量が少なく「金にも換えがたいもの」という意味で、『金不換』とも呼ばれていたようです。
中国では、古くから漢方薬の中でも最高級の秘薬として珍重されています。
長らく国外輸出が禁止されていたため、日本では入手困難な品物でした。
そのために、日本漢方ではあまり知られていません。
中国や東南アジアには、安血飲、化血丹、七宝散など、田七人参を主薬にした処方が多数存在しています。

中国には「片仔廣(へんしこう)」という有名な漢方薬があります。
最近の中国における最高傑作と言われる程の人気商品で、その成分の85%は田七人参です。
残りの成分は麝香3%、牛黄5%、蛇胆が7%。
この漢方薬の人気は、急性肝炎や慢性肝炎に著しい効果があるといわれていることからだそうです。
田七人参の肝臓病に対する効果はとても期待されていて、日本や米国でも研究が進められています。


≪サプリメント≫
色々なメーカーさんから、多種多様なタイプが発売されています。
漢方薬として処方されているものもあるようです。
粉(茶)の場合は、流し込むのではなくお茶としてお湯で溶かして飲むと効き目も良いとされています。
私がオススメするのは、錠剤タイプになっているものです。
漢方が苦手な方にも飲みやすいですし。
個人的には、「オーソム」というお店の田七粒がオススメです。


※ご注意※
サプリメントは薬ではありません。
薬ではない為、当然ながら即効性もありません。
ある程度の期間、継続して摂取しつづけることが大切です。
各々のパッケージなどにも書いてありますが、食事のバランスなどもとても大切です。
サプリメントだけに頼らないで下さい。
闘病中・投薬中の方は、摂取にあたっては主治医の方と相談なさって下さい。

私は専門家ではなく、あくまでも一個人の感想としてこの記事を書いています。
実際に摂取される場合は、ご自身の判断でお願い致します。
不都合など生じましても、当方で責任を取ることは出来ません。


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